2020年元日、槍ヶ岳にチャレンジしてきました。
初めて行く厳冬期の槍ヶ岳です。結論から言うと、山頂にはたどり着けなかったのですが、良い経験になったと思っています。
槍平小屋にテントを張り、冬の槍ヶ岳の定番である中崎尾根を経由して山頂を目指しました。下山はいろいろあって飛騨沢を選択。
12月31日
新穂高ロープウェイ。実は前日まで八ヶ岳にいまして、下山後に松本市に移動して1泊。松本市からバスでここに来ました。
登山届を提出して午前11頃登山開始。
白出沢までの林道歩きは約2時間。シャーベットみたいな雪で滑る。白出沢で林道は終わり登山道へ。
白出沢から滝谷を経て槍平小屋へ向かいます。しっかりしたトレースがあるので歩きやすい。
チビ谷。チビ谷や滝谷は雪崩注意な場所ですが、まだまだ雪は少ないです。
滝谷の避難小屋に到着。ここまで3時間。予定より1時間も早く歩いていました。それくらいキレイなトレースがあるということです。槍の人気がよくわかります。
この日は新穂高でみぞれ、標高が上がるにつれて雪という天気だったのですが、雪が止み少しづつガスが取れてきた。
槍平小屋に到着しました。新穂高から4時間。トレースが無かったら2倍以上の時間がかかりそう。ちなみち、ここまでツボ足でした。
この日の槍平はテント1人(自分)、冬期小屋にソロの方2名でした。先に冬期小屋に到着していた方から先行グループが中崎尾根でテントを張っていると教えていただきました。
小屋の左手にテント跡を発見。ここを寝床にしましょう。
明日登る予定の中崎尾根。アップダウンは少なそうな尾根に見えますね。先行グループがいるとはいえ翌日トレースが消えている可能性もあるのでラッセルは覚悟しておこう。
日没前になって天気が回復しました。素晴らしい眺めに感動です。2019年を締めくくる場所としては最高じゃないですか。