初めて買ったテントです。
オススメ度 ★★★☆☆
すでに手放してしまったので、手元にはありません。
初心者向けとかコスパが良いとか言われていますが、ネイチャーハイクなどの「安くてそれなりに使えるテント」が知られてくると、何だか微妙なたち位置に落ち着いてしまった印象です。
山の上よりも平地のキャンプ場でよく見かけます。自分も自転車やバイクツーリングで使うために買ったわけです。
山に持って行ったのは2回(雨の赤岳鉱泉と暴風の雷鳥沢)だけですが、おおまかな評価としては、
良い点:1型でも広くて天井が高いし前室も広い、つまり居住性が良い事が挙げられます。長辺が220cmは魅力的です。一人で使うなら、この大きさに何ら不満は無いです。
悪い点:スカートがやや短いので雨風が入ってくる事、ポールの耐久性に不安(天井のクロスソケットの部分)があることでしょうか。テントが歪む程の暴風だとクロスソケットに差し込んだポールが折れるのでは?と心配になりました(折れませんでしたけど)。
このテントの評価として「重い」とか「嵩張る」と言った声をよく聞きますが、どんなテントもそれなりに「重い」し「嵩張る」ので、そこまで気にする事なのか?と思っています。ツェルト泊が選択肢に入るなら話は別ですが…。
個人的に、テント泊登山で軽量&コンパクト化を実践する場合、①ギア、アクセサリー②食料、衣料③寝袋、マット④テント、ザック。この順番でやるべきだと思っているので、①〜③までの装備を見直すだけでも随分軽量化できますよ。
北アルプス等の縦走でも普通に使えると思います。ただ、まともに歩けない程の暴風に見舞われるような天気だとちょっと心配かも。