船上山から勝田ヶ山、甲ヶ山、矢筈ヶ山を縦走し大休峠から川床へ下りる。冬だと1日では無理な行程なので、適当な所でビバークして1泊2日で歩く計画でした。
シェルターのポールを忘れたので挑戦する前に敗退が決まってしまいましたが…とほほ(さらにワカンも忘れてました…アホ)。
そんなわけで勝田ヶ山まで日帰り登山となりました。
登山口の船上山少年自然の家。
下山先は大山寺を予定していたので、米子駅を起点にして電車とバスでここに来ました。帰りは大山寺から米子駅までバスで帰る予定でした。
電車 : 米子駅5:56 – 赤碕駅6:44
バス : 赤碕駅6:59 – 船上山7:19
船上山行きのバスですが、ローカルにしては始発時間も早いし電車との接続も良いですし、料金は100円。
冬は少年自然の家の手前のバス停が終点です。そこから少年自然の家までは歩いて10分くらい。アスファルト凍ってツルツルでした。
今回の相棒。手袋やハードシェルを取り出している時にシェルターのポールが無いのに気付きました…モチベーションが100から5まで減少。
まずは船上山に登ります。あの岩壁の奥が山頂。
避難小屋の近くに到着。船上山は初めて登ったのですが、おそらくこの辺りが山頂だと思います。
思っていた以上に雪が多いのでやる気が出てきました。
船上山神社に続く道。風は無くて少し暑いくらい。
船上山神社。勝田ヶ山へ向かう縦走路は拝殿の左手にあります。で、縦走路へ向かうわけですが、ここから急に雪が深くなりました。
ツボ足だと膝の辺りまで埋まる。日帰り装備だと何とかなるけど、テント泊(出来ないけど)装備だとさすがに苦しい。
神社から940のピークまで、地図で見ると緩やかな登りになっていますが、ここが辛いし長い。樹林帯だから雪も多い。
トレースの無い道を歩くのは大好きなんですが、荷物が重いと本当にキツいです。
940のピークを越えて稜線に出ました。稜線に出たら雪は減るだろうと思っていましたが、減るどころか増えてました。
後ろからワカンを付けた方が追い抜いて行った。救世主来たな、これで楽になると思っていましたが、ほとんど意味なかったです。
勝田ヶ山が近づいてくると急登になります。写真を撮った位置から上に登るのに20分くらいかかりました。
急登になると股下まで埋まる…山頂まで後少しだけど、なかなか足が動かない。
ブッシュが邪魔で歩きづらいところです。勝田ヶ山の山頂直下はかなり体力を消耗します。
ヘロヘロになりながら勝田ヶ山に到着しました。12時40分。少年自然の家から5時間もかかりました。
左手が甲ヶ山、右手が大山。甲ヶ山が凄く高くて遠くに見えました。ここから甲ヶ山まで歩くと帰りのバスが無くなってしまうので引き返します。
大山。稜線はガスの中、ユートピアの避難小屋はよく見えました。
ワカンの偉大さがよくわかる。反省だらけの登山でした。
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