2019.6.8 六甲全山縦走(塩屋駅から)

六甲全山縦走にチャレンジしてきました。

今回が初挑戦。六甲山は芦屋から有馬温泉の王道コースしか歩いた事が無いので、六甲山頂以外は全て初見となります。

ちなみにランは禁止(ヘルニアがひどいから走れない)、ずっと徒歩でした。

ログをグーグルマップに読み込ませてみたところ、

「距離:41km 累積標高:2500m」と出ました。

これが正しいとは思いませんが、そこまで大きな誤差は無いような気がします。


準備

前日は三ノ宮のホテルで宿泊しました。当日、JR三ノ宮駅(5:36始発)からJR塩屋駅(5:53)に移動。駅を出た後、そのままスタートしました。

水は3.5L(スタート前に500ml)、行動食は約2000キロカロリー。縦走中に水を補給する場所はいくつかあるので、3.5Lは持ち過ぎですね。

無補給で行く予定だったのでこの量なんですが、結局コーラやコーヒーの誘惑に負けてしまい…自販機を使った結果、1Lほど余りました。う〜ん、カフェインが旨い。

行動食は糖質多めのお菓子(黒糖、クッキー、蜂蜜)を半分、脂質多めのお菓子(ナッツ類)を半分。こちらも少し余りましたけど、まあ予定通りです。

疲れきった後半にナッツをボリボリ食べるのはしんどいのですが、必要経費だと割り切ってボリボリボリボリ噛み砕きました。


序盤:塩屋駅から鵯越駅まで

住宅街→山→住宅街を繰り返します。

市街地の迷子が心配だったのですが、標識があるのでなんとか無事に歩く事が出来ました。ただ、見えにくい場所に標識がある場合もあるので、常に地図を見ながら歩いていました。「もうすぐ右折だな」とか「次、右に曲がったら今度は左だな」など、頭に入れておきながら歩くといいと思います。

塩屋駅を出ると、住宅街の中の細い道を歩きます。目印となる「毘沙門」の案内。これに従って歩きます。

柵に「旗振山登山道」と書かれた看板が見えますが、歩いてきた道から回り込まないと視界に入りません。

旗振山。このあたりで須磨浦公園から歩くコースと合流。

水はたくさんあるのに、自販機でコーヒー買ってカフェイン注入。

名勝と言われる馬の背。ザレ場です。

街中の標識。上の写真の標識はわかりにくい。下の写真の標識はわかりやすい。

右折先の電柱に標識がある。うっかりすると見落としそうです。山の中でルートを示すテープを探しながら歩くのと同じ感覚で標識を探しながら歩いていました。

高取山の東にある安井茶屋付近で休憩。まだ14km???

トイレ借りました。


中盤:鵯越駅から摩耶山

鵯越駅の先、石井ダムの下あたりから(ようやく)登山らしくなります。

菊水山、鍋蓋山とアップダウンを繰り返し、そして摩耶山の上り。体力的にはこの区間がいちばん苦しかったのですが、「摩耶山まで行けばあとはダラダラ歩くだけだから」と言い聞かせて頑張って歩きました。

鵯越駅から大竜寺の駐車場(?)まで水が手に入らないので、水が不安な場合は鵯越駅に辿り着く前に補給しておいた方がいいです。

菊水山の上り。ここに来てようやく登山らしくなります。

菊水山。まだ半分以下…長すぎる。

大竜寺の駐車場(間違っていたらごめんなさい)。ここに自販機があります。

市ヶ原。たくさんのハイカーが休憩していました。トイレ、自販機、売店(茶屋?)がありました。

摩耶山に到着。


終盤:摩耶山から宝塚駅

摩耶山まで来ると、登りは8割方終わり。でも、距離は半分を少し越えたくらい。六甲山頂からの下りもなかなか標高が下がらない。だからずーっと横移動しているような感覚でした。

トレイルランナーなら真価を発揮する所でしょうが、ただのハイカーの身分としては、ひたすら無心で歩き続けるのを強いられているような気分でした。

体力的には楽ですけど、精神的にかなりキツかったです。モチベーションって大事。

摩耶山から六甲山は道路と遊歩道を織り交ぜながら歩きます。山の上で道路歩きは…面白くない。上の写真はどちらも歩道が写っていますが、歩道が無い所もありますので、数名で歩く時は車にご注意。

六甲ガーデンテラス。このあたりでガスに巻かれました。ここから遊歩道に行く道がわからなくて右往左往。下の写真の柵の手前にありました。看板の「←」に釣られて見落としていました。

六甲山最高峰。真っ白。風も強いし立ち止まると寒いくらいでした。

六甲山頂から宝塚駅への下り(13.5km)。気合いで下りるべし。

ゴールの宝塚駅。午後6時なので、塩屋駅からちょうど12時間でした。日没前に下りるのが目標だったので、課題はクリア出来たと思います。ヘトヘトでしたが。

下山直後は「もう二度とやらない」と思っていましたが、ブログを書きながら縦走を思い出していると、また挑戦してみようかな…と思い始めています。

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