年末年始の八ヶ岳でモンベル U.L.ドームシェルター2型(旧式)を試す 第3回

「モンベルのU.L.ドームシェルター2型(旧式)を試す」シリーズの第3回です。

このシリーズが気になる方(いないと思うけど)は第1回第2回もご覧下さい。大した事は書いてないです。


このU.L.ドームシェルターですが、僕が使ってる旧式も2018年にリニューアルした現モデルも「冬季には使用しないでください」と説明書に書いてあります。

フライに通気性が無い事、そしてベンチレーター(メッシュ)の結露や凍結で換気性能が低下する事で酸欠の危険が増すのが原因らしいです。

とは言え、ネットで調べると冬でも使用している方の記事が出てきますので、自分もやってみようと思い立ち八ヶ岳で試してきました。

結論は換気に気をつけたら使えます


黒百合ヒュッテです。登山の中身については前回の投稿に書いてあります。日中の気温は氷点下10℃くらい。夜は氷点下15℃くらいでした。

まずシェルターを立ち上げます。この小さいベルクロでポールを固定するのですが、厚手の手袋をはめた状態だとなかなか上手く固定出来ない。薄手のインナー手袋は持ってきてないので、素手で固定しました。

夜7時頃。結露した水滴がうっすらと凍っています。

天井部分のベンチレーターは問題無さそうです。風が吹くと舞い上がった雪がシェルターの中に入り込んできます。

これは出入り口。こちらのベンチレーターも問題無いです。ただ、念のため酸欠しないように入り口のジッパーを少しだけ開けておきました。こちらも風が吹くと雪が入ってきますが、閉じるわけにはいかない。

このまま寝ました。ちなみにフライに張り付いた霜は放置しました。


翌朝、午前5時頃。フライはバリバリに凍ってます。シェルターを揺らすと雪(霜)が降ります。

天井部分のベンチレーター。凍結すると思っていましたが普通に生きていました。これは意外でした。風が収まってくれたのもラッキーだったかな。

翌朝。朝食の準備。

ここでガスを使う。バウルーでホットサンドを作った後、お湯を沸かしてコーヒーを飲みました。シェルター内で火を使っても暖かくなりませんでした。

湯気が当たる場所が凄い事になってる。

シェルター内は氷点下10℃、外気温は氷点下14℃。

ダブルウォールだとさらに気温差が生じるのでしょうか?今度比較してみよう。

黒百合ヒュッテから行者小屋に移動します。


行者小屋で幕営。ここには写ってないけど、僕の横にメスナー張っている人がいました。メスナーテントの使い心地を聞いておけばよかったな〜。

午後7時。すでに昨日よりバリバリに結露している。

氷点下11℃くらい。外気温はわかりませんでした。ちなみに翌朝午前4時のシェルター内の気温は氷点下16℃でした。さっむ〜。

この日も入り口のジッパーを少し開けました。よく見るとメッシュが凍結して穴が塞がっているのがわかります。

この穴が全部塞がると終わり…ということですかね。

ただメッシュに張り付いている霜はタオルで擦ればある程度は落とせます。劣化(破損)する原因になるからしない方がいいと思いますけど。


今回わかったこと…

1.厳冬期も換気に注意すれば使える。

2.風が吹いていると設営が面倒です。

上の写真ですが、この状態で風が吹くとシェルターが動いてポールの先端を角に当てる事が難しい。これを簡単にやる方法がないか考察中です。

3.厚手の手袋を着用していると、ポールを固定するベルクロの操作が難しい。素手でやるか薄手のインナーグローブを用意しよう。

4.結露はある程度は予想の範囲内でした。通気性のある生地ならもっと少ないのかもしれないけど、我慢できる範囲です。

5.当然ですけどダブルウォールより寒いです。

以上です。

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