2018.3.3 大山 縦走敗退から三鈷峰

先週に引き続き大山。もう春の陽気で山は残雪期でした。この日は登山者が多かったのか小屋、三鈷峰周辺でも登山者やBCの方が数人おられました。

今回は、大神山神社から元谷→上宝珠→稜線と登った後、天狗ヶ峰、剣ヶ峰、弥山を縦走するという予定でした。


今日は元谷から登る。目眩がする程快晴。1週間で雪は一気に減って元谷のガレ場が見えている所もありました。

上宝珠越へ向かいます。残雪期になると砂滑り方面から小石が落ちてきます。あめ玉くらいの大きさなら気にしないけど、よく見るとこぶしくらいの大きさの石が落ちていたりするので、砂滑りには接近しすぎないように気をつけました。

ザラメ雪がやや凍っている感じで、締まっているけどアイゼンの食い付きはあまり良くない。

夏山道は大量の登山者が歩いている。あっちには行きたくないな。

避難小屋方面に少しトラバースした後、稜線に向かって登る。登り始めるとすぐに表面の雪がクラスト、中の雪も固い。表面を蹴っても足場がなかなか出来ない。

面倒だから一度下りて小屋に行こうかと考えましたが、下りるのも面倒なのでそのまま登ることに。

比較的雪が柔らかいブッシュの間を縫うように登りました。

稜線に到着。天狗へ向かう。

手前が天狗ヶ峰、奥が剣ヶ峰。

融けかけの雪がわずかに残っている。滑りやすく足元が不安定で、登りはともかく下りは特に気を使いました。

天狗ヶ峰に到着。

天狗からの下り。トラバース気味に斜面を下るのですが、雪が固い上に先が見えないのが怖い。

剣ヶ峰側から来たと思われる足跡があるから、あれを使ってみようかと思ったけど、登りで使った小さいステップを頼りに下るのは危ないよね。

しばらく悩みましたが、ここで無理をするわけにもいかないので引き返すことにしました。

ユートピア避難小屋を経て

三鈷峰へ向かう。山頂付近の雪はそろそろ無くなりそうでした。

三鈷峰山頂。1週間で20〜30センチほど雪が融けたような気がします。

元谷に下りました。

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