2018.3.10 大山 三鈷峰

3週連続で大山の三鈷峰へ行ってきました。2日前に雪が降ったため先週より白くなった大山を眺めることが出来ました。

元谷から上宝珠越に登り、ユートピア避難小屋へトラバースした後、三鈷峰へ向かいます。

寝坊してスタートが遅れたため最短コースです。


元谷に到着。少しガスが出ていますが、新雪に樹氷、先週より白くなった北壁を見てテンションが上がります。ガレ場が見えていた部分も雪に覆われていました。

救難隊ルートから上宝珠へ登ります。先行者のトレースがあったのですがデブリで消えていました。ここで12時。気温が上がり新雪が崩れ始めているようです。暑いのでシェルを脱ぐ。

腐り気味の雪の上にパン粉みたいなパサパサの雪が乗っているのでアイゼンが食い付かないし、とにかく滑る。踏んでも固まらないし、上宝珠越までの登りはいつもより苦戦しました。

元谷から上を見るとガスが出ていましたが、上に登ると…なるほど雲海でしたか。

ユートピア避難小屋に向かってトラバース。トレースが見えますが、あのトレースより数メートル上を歩くと勝間ケルンまでほぼ一直線にいけます(多分)。

勝間ケルン。

途中からトレースが消えていますが、あそこは雪が硬化している所です。残雪期になるとこのトラバース道ではよく見る光景です。滑らないように慎重に歩きます。

樹氷モリモリ。

ユートピア避難小屋には他の登山者がいたので、すぐさま三鈷峰に向かいます。こちらには誰も来ていない様子。

先週より白くなった三鈷峰。山頂付近は落とし穴(踏み抜き)が多いので、この雪で復活したかも?と心配しましたが、幸いありませんでした。

山頂に到着。午後1時40分。

遅い時間に着きましたが、この日は午後の方が天気が良かったです。

ユートピア避難小屋方面。三鈷峰から雪の北壁を眺めるのも今日でしばしお別れ。しっかり見届けてきました。

来た道を下ります。ここを下った人は数人しかいないはずだが、登った時とは見違える程ボロボロになっていました。

アイゼンと靴に雪がからまってダンゴ状態。こういう雪はいちばん苦手です。

下山しました。


おまけ

翌日、夏山登山道から弥山に登りましたが、あいにくの天気でした。トホホ。

冬の大山、今シーズンも堪能させてもらいました。ありがとう。

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