モンベル U.L.ドームシェルター2型(旧式)を試す

モンベルのU.L.ドームシェルターは2018年にモデルチェンジしました(入り口が長辺側になった)。

今回購入したのは以前のモデルになります。

型落ちに加え、フライに小さな汚れが着いている…ということでアウトレット価格、なんと「半額」でした。

自立式のツェルトはクロスオーバードームやライズ1などもそうですが、以前から興味があったので良い機会だと思いお買い上げとなりました。


ということで大山の下山野営場。山に登る前にここで幕営しましょう。

これがドームシェルター。2型なので超コンパクトとは言えませんが、1人用ダブルウォールテントよりも十分小さいと思います。

本体は15デニール、耐水圧600mmです。極薄でペラペラのレインウェアよりちょっとだけ厚みがある…といった感じ。スケスケではないですよ。見えにくいですがシーム処理してあります。

入り口のジッパー。一般的な山岳テントに使われているジッパーと比較すると凄くチープに見えます。汚れや土が付着した状態で何度も開閉していると壊れるかもしれません。

設営は簡単です。本体を広げて入り口を開ける。

入り口から組み立てたポールを差し込む。

差し込んだポールの先端を「ポール受け」と呼ばれる補強された角にセットしてベルクロで止める。

奥のポール受けにポールをセットしたら、ポールを曲げながら手前(入り口側)のポール受けにポールの先端をセットします。

写真を撮る余裕が無かったので上手く説明出来ませんが、入り口の両端からすぐ横にあるポール受けにポールの先端を動かすのが難しかったです。

結局、フライを強引に引っ張ってポールを無理矢理ねじ込みました。例えるなら、小さい靴に足を強引に入れるような感じです(?)。慣れるまでしばらく苦戦しそうです。

ポールの先端を補強されたポール受けから外れてしまうと、ボトムの生地が伸びるかもしませんし、最悪穴が開くかも。

ベルクロは全部で9ヶ所あります。

設営しながら気付いたのですが、入り口が長辺側になった最新モデルはどうやってポールを差し込むのでしょうか??

ベンチレーション。閉じません。

入り口の上にあるベンチレーション。こちらも閉じません。

入り口も半分くらいはメッシュで開放できます。

本体の15デニールに対し、ボトムは30デニール。耐水圧1500mmです。30デニールでも不安なのでグラウンドシートを使ったほうがいいです。

グラウンドシートはSOLの「エマージェンシー・ブランケット」を使います。たったの82g。

シェルターの大きさは「130×210」。このブランケットの大きさは「142×213」ほぼピッタリです。

とはいえ、こいつも極薄なのでボトムを保護するシートとしては頼りないのですが、ゴツゴツした岩場に張らないのであれば、3回くらいは耐えくれると思います。

シェルターとほぼピッタリです。

念のためペグを打っておきました。裾の部分以外にもガイラインを取り付けるためのループが4ヶ所あります。

ちなみにペグやガイラインは付属していません。

完成しました。


翌朝、結露の状態を確かめてみたところ…あららビックリ、結露はありませんでした。

入り口のメッシュ部分はすべて開放した状態で寝たのですが、これだと換気は十分されているということでしょうか。

あとは雨が降ったときにどうなるか?冬に使うとどうなるか?今後試していく予定です。


おまけ

いい天気でした。

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